Ken’s Learning Projects

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経済学の名著を読む- 002

少し脱線しますが、このプロジェクトは1年間という少し長めのプロジェクトです。ちなみにLearning Projectの方針でいくと、プランニングに10%程度を当てるべきとしてますので、本来であれば1ヶ月程度かけていいことになります。ですが、なんだかそれをいいことになかなか始めようとしません。人はなかなか新しいことにチャレンジすることに億劫になりがちです。もちろん私もです。ですが、今回はこのブログがあります。ブログを書くということで、情報を共有するだけでなく、モチベーションの維持にも役立つと考えます。それでは本題に入りたいと思います。

 

どの本を読むべきか

これはなかなか難しい問題です。世界中に何冊もあるいわゆる「名著」と呼ばれるものの中からどのように読むべき本をピックアップすべきでしょうか。読むのにかなりの時間を要するものもありそうなので、どうせなら本当に重要な良書に出会いたいものです。まあ現代人らしくインターネットで探すかなと思い、検索していったところ、以下2冊の本を参考にすることにしました。

  • T・バトラー=ボードン 著『世界の経済学 50の名著』、大間知知子 訳、2018年

   Tom Bulter-Bowdon, "50 Economics Classcs", 2017

どちらの本もめちゃくちゃ新しい!というわけではありませんが、古典と言われるような名著を探すためなのでよしとしましょう。あと前者は今回のプロジェクト的に原著を読むべきとも思いましたが、時間短縮で邦訳版を読みました。

 

この2冊を読んだ結果、以下のような本を探し、読むことにしました。

  1. 有名なこと、両方に出てくればなお良い
  2. ただの教科書ではなく、可能であれば何か自分の意見を言ってくれるもの
  3. 著者一人に対して一冊まで
  4. できるだけ広範囲の時代を包括する

 

それぞれの項目について少し補足します。

1. の有名なことですが、もちろん有名だからといって良書であるとは限りません。しかし、このような名著と言われるような、これまで多くの人が読まれているものに関しては、一過性の熱で読まれているのではなく、いい本であるからこそ今まで読まれている可能性が高いと思います。

2. の教科書的でないことについては、その本によって何かしらの意見を述べているものを選ぼうと思います。というのも、このプロジェクトの最終目標として、自分の中で一定の意見を持ちたいと考えているからです。

3. における著者一人に対して一冊までという限定は、多くの人の意見に触れたいと考えるからです。実際には多くの経済学者たちはその人生で何冊もの本を出版している方もいます。その全てを読むことで、その方の意見の推移はなどを推し量れるかもしれませんが、基本的な立ち位置は変わらないことが多いです。

4. に関しては、歴史的な背景も踏まえて考察することができると考えるからです。多くの経済学における著書では、特定の学派の優位性を示したりするものが多いですが、実際はその時代背景が異なるのだから当然かもしれません。それを理解しないと反論も意味をなさないと考えます。また、逆に考えればその経済学書から時代背景も考察することができそうです。

 

以上のことから、この4つに当てはまるものを抽出しました。独断と偏見も入っておりますが、以下の10冊となります。

 

経済学書10冊

  1. アダム・スミス国富論 1776年
  2. デヴィッド・リカード『経済学および課税の原理』 1817年
  3. アルフレッド・マーシャル『経済学原理』 1890年
  4. ジョン・メイナード・ケインズ雇用・利子および貨幣の一般理論 1936年
  5. ヨーゼフ・シュンペーター『資本主義・社会主義・民主主義』 1942年
  6. フリードリヒ・ハイエク『隷従への道』 1944年
  7. ポール・サミュエルソン『経済分析の基礎』 1948年
  8. ミルトン・フリードマン『資本主義と自由』 1962年
  9. ナシム・ニコラス・タレブブラック・スワン:不確実性とリスクの本質』 2007年
  10. トマ・ピケティ21世紀の資本 2014年

 

有名な図書を選出できたかと思います。内容としては、ほとんど読んだことがないものも多いのでわからない部分もありますが、手にとってみて違うなと思ったら他の本で代用しても良いでしょう。また、各人一冊づつとすることもできました。20世紀後半のものが少ないですが、もしいい本があれば追加できればと思います。

 

早速ですが、アダム・スミス の『国富論』をAmazonにて注文しようとした時、少しいいことが起きました。なんとkindle版が無料でした。正直10冊買ったらまあまあな出費にはなるなと思っていたところです。今回はこれで行きますが、どこかで実際の本も試して見たいと思います。今後どちらがよかったかなども記載できたらと思います。

 

ちなみに考えた結果、落選とした本をご紹介します。1冊目はマルクスの『資本論』です。本屋にあって手にとって見たのですが、厚さがあり、読み切れるかなと不安になっていたところ、題名に横に「1」と書かれているのに気づきました。まさかの3冊構成になっていたのです。確実にこれを始めたらこのプロジェクトが崩壊すると思い落選としました。また、マックス・ヴェーバー著の『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』も考慮しました。これが学生の時に手にとった覚えがあるのですが、あまりの難解さに日本語であっても理解が追いつきませんでした。また、一つの宗教の影響を考えることは、今回のプロジェクトの目的にそぐわない気がしてやめました。ただ、どちらもかなり有名です。自分は今回はやめましたが、もし覚悟がある方がいらっしゃったら是非チャレンジしてください。

 

 

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