Ken’s Learning Projects

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経済学の名著を読む- 001

Learning Projectの第二弾として掲げるのが経済学の学習です。このプロジェクトを始めようと思った理由は、自分は経済に関することは好きなのに、きちんとは勉強してこなかったな、という後悔から思い立ちました。そもそも、日本では経済学をまともに学習する機会は多くなかったように思います。みなさんも高校の時に授業があったな、くらいなのではないでしょうか。まあ、それだったら独学で学べばいい話です。

日本での経済学や金融学の学習機会の少なさは、家計の金融資産構成にも現れています。同じ先進国である欧米に比べて圧倒的に高い「現金・預金」と、圧倒的に低い「株式」や「投資信託」の割合は、金融リテラシーの低さを物語っているように感じます。もちろん文化的な要素はあるでしょうが、もっと多くの人が経済学は金融学の知識を持っていたら話は違ってくるはずです。読者の中でドルコスト平均法を知っている方は何人いらっしゃるでしょうか。それでは効率的市場仮説ではどうでしょうか。

 

学習方法

学習方法として、今回のプロジェクトでは「名著を読む」ことを考えました。というのも、多少は聞き覚えのある経済学において有名なフレーズを知っているにしても、じゃあその本をきちんと読み、理解しているのかと問われたらNoであるからです。また、もし何かしらの本を読んだことがある人ならお気づきかもしれませんが、多くの経済理論は以前の経済理論を引用しています。もちろんその著者の賛成・反対はあるでしょうが。

例えばノーベル経済学賞の選考基準を考えてみましょう。正式には秘密とされていますが、なんらかの傾向はあります。他の論文への引用数です。実際に、選考委員会が引用数に重きをおいているわけではないと注意喚起している一方で、受賞者が引用数において最上位にランクしていることは明白です。

そのような背景を考えると、現在でも名著を読むことによる学習は必要であるように感じます。どんな本を読もうかな、と思って手に取ったT・バトラー=ボードン著の『世界の経済学50の名著』のプロローグにて以下の一節があります。

名著を読むことこそが経済学を学ぶ最善の方法である(p. 21)

 

日本語で読むか、英語で読むか

これは正直迷いました。というのも、日本語で読めば理解も深いでしょうし、読むスピードも早いです。多くの名著に触れることで、その比較が容易にできそうです。しかし、欠点もあります。残念ながらそのほとんどの原文は英語で書かれています。

 学生の時に論文を書いている時を思い出しました。西洋建築史を学んでいたのですが、よく教授たちから原著で読むことの重要性を説かれました。邦訳が間違っている可能性や、ニュアンスの違いだけでなく、言語にある文化的な側面も重要であるといった内容であったと思います。

以上のことから、どうせなら英語で読もうと思います。幸い現在ではAmazonを使用すれば原著でも容易に手に入れることができるでしょうし、名著であればなおさらです。また、新宿南口タカシマヤにある Books Kinokuniya Tokyo にはかなりの数の洋書が揃っています。実際に手にとってみることもできそうです。

また、前回のプロジェクトである英語のプレゼンテーション時に始めたDMMで次のようなことがありました。たまたま選んだ講師が投資の会社に勤めたことがあるとのことで、投資について少し話した際のことです。先ほどの「効率的市場仮説」を日本語では言えるのに、じゃあ英語ではなんというのかがわかりません。まあ多分ナントカhypothesisなんだろうくらいです。(実際は Efficient-market hypothesisでした。)単語と同様、知らないと説明するのが難しいと感じました。

 

読む本の量と期間

本屋に行ってみると、経済学の名著と言われるものの数々が、まるで辞典のような厚さであることに驚かされます。正直これを英語で、と考えると尻込みしそうです。あまりに多すぎる量や短すぎる期間はできなかった時のモチベーションの喪失に繋がりかねません。ですので、今回は、月に1冊とします。実際は今月もすでに2/3は過ぎてしまいましたが、今年中に12冊を目標とします。

 

ということで第二弾を立ち上げました。少し長めのゆっくりとしたプロジェクトですが、お付き合いいただけたらと思います。次回は、重要であるであろう、どの本を読むかについてかければと思います。

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